Guest: まあいいかlaboきょうと 代表 平井万紀子 さん
「何もない」から始まった、たった一つの願い──
それは、「母と一緒に、京都で“まあいいかcafé”をひらきたい」。
「まあいいかlaboきょうと」代表・平井万紀子さんの歩み、後編です。
認知症を患いながらも「働きたい」と言い続けた母・晏子さん。
水曜日の配達に向けて何十年も前から支度を整える…そんなルーティンが、病によって崩れ始めたとき、怒り・混乱・葛藤が家庭を包みました。それでも母は「迷惑をかけたくない」「役に立ちたい」と言い続けたといいます。
平井さんが注目したのは、近所のスーパーで野菜を袋詰めするスタッフたちの姿でした。
「これなら、母にもできるかもしれない」
地域とのつながりが薄れていくなかで、母の存在を知ってもらう意味でも、誰かの役に立つ実感を持たせる意味でも、働く場が必要だと感じ始めます。
とはいえ、当時は介護も福祉も知らなかった平井さん。そんな中で出会ったのが、「注文をまちがえる料理店」。クラウドファンディングのページにあった代表・和田行男さんの名を見て、平井さんは思い切ってメッセージを送ります。
「ご縁がなければつながらない。でも、ご縁があればつながると思って」
その言葉通り、数日後に届いた一通のメールが、すべての始まりでした。和田さんとの出会い、主催者・小国士朗さんの講演会への参加、母と一緒に車椅子で足を運んだその場で、思い切って挙手をし、思いを語った平井さん。
「何もない。知識も人脈も、お金もない。でも、大好きな京都で、大好きな母と一緒にやりたい──」
そう語る平井さんに、なんと22人もの人が声をかけてくれたのです。「どんなカフェにするの?」と聞かれ、とっさに出た答えが「まあいいかcafé」。それが、そのまま名前になりました。
その背景にあったのは、講演会で小国さんが語った一言。
「社会の側が『まあいいか』と思えば、実は問題は問題じゃなくなるかもしれない」
平井さんの心に、まさに電流が走った瞬間でした。
「ご縁その弐」は、「注文をまちがえる料理店」との出会い。
そして「ご縁その参」は、初開催の「まあいいかcafé」に花を届けてくれた、森下高幸さんとの交流です。
講演会で出会ったばかりの森下さんが送ってくれたのは、一鉢のランの花。
「私のことを知らないのに、こんなにも愛をくださった」
その経験は、「人は人から傷つけられることもある。でも、人は人によって救われる」という想いへと昇華していきます。
今では、延べ4500人が訪れるイベントへと育った「まあいいかcafé」。支えるのは、ボランティアの学生たち。彼らは平井さんをこう評します――
「素直に『わからない』と言える力」
「人の輪を広げるふるまい」
「周りを巻き込む情熱」
そして、「京都のお母さん」として慕われる存在に。
熱狂する素人であること。
何も持っていなくても、「やりたい」があれば、世界は動き出すこと。
平井万紀子さんが語る、母との約束と、仲間との感動のエピソードは、ぜひ本編でお楽しみください。
まあいいかlaboきょうと
https://maiika-kyoto.jimdofree.com
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●Personality: 元NHKアナウンサー
心の扉を開ける専門家 村上信夫
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