Guest: ギタリスト 古川忠義 さん
重い病から音楽の力で奇跡の復活を遂げたギタリスト・古川忠義さんをお迎えし、人生を変えた「縁」についてお話を伺いました。
数年前、逆流性食道炎から始まり、その後ヘルニアも患って1年ほどの休養を余儀なくされた古川さん。寝込む日々が続き、精神的にも落ち込み、人と会うことさえ避けるようになっていました。
当時は演奏する気力も失い、筋力も低下して椅子に40分座ることさえ困難な状況でした。しかし、その時期に出会った小さな柔らかいギターが、少しずつリハビリのように古川さんを音楽へと導いていきました。
そんな古川さんのご縁その1は1980年、20歳の時に出会った伝説的ギタリスト、ナルシソ・イエペス氏。
大阪のグランドホテルで実現した運命的な個人レッスンで、「悪魔のテクニックで天使の音楽を奏でる」と称されたイエペス氏の圧倒的な演奏に触れました。当時、レコードのジャケットでしか知らなかった憧れの巨匠との出会いは、「ギターでやっていこう」という古川さんの人生の決意となりました。
レッスンでは「真夏の主題による変奏曲」と「スペインのセレナーデ」を演奏。イエペス氏は古川さんのギターを借りて演奏しましたが、同じ楽器とは思えないほどの音色を奏で、その技術と音楽性に深い感銘を受けました。
その後、病からの回復期に出会ったのが、かつてイエペス氏が考案した10弦ギター。通常の6弦ギターとは異なる豊かな響きと可能性を持つこの楽器との出会いが、まさに再生の契機となりました。
10弦ギターは、1音に対して「親戚の音」とも呼べる豊かな倍音を奏でることができる特殊な楽器。6弦ギターが持つ「わびさび」の世界観に対し、より豊かで壮大な音楽表現を可能にします。
その演奏には特別な技術が必要とされますが、古川さんはその魅力に魅せられ、60歳を前に「生まれ変わり」のように新たな音楽人生を歩み始められています。
イエペス氏から学んだのは、技術だけでなく音楽を楽しむ心の大切さ。今では生徒たちにも
「アスリートじゃないから、難しいことは考えなくていい。
音楽を楽しむことを考えよう」
と穏やかに語る優しい音楽観、そして尽きることのない探究心を、ぜひ本編でお楽しみください。
古川忠義オフィシャルWebサイト
https://www.furukawatadayoshi.com/
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《村上信夫の縁たびゅう》
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●Personality: 元NHKアナウンサー
心の扉を開ける専門家 村上信夫
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